最後の仕事

ミロが、
亡くなる2週間前の5月1日と5月3日の2日。

ミロは久しぶりに、セラピー犬ボランティアしていた、
特別養護老人ホームを訪問した。

特養に入所されている家族からの<お願い>で実現した。
ミロがまだ元気で活動している頃に、職員さんが撮ってくれた写真。
そこにミロと映る自分の母が、とても嬉しそうにして映っている・・・。
ミロちゃんに、こんな風に癒されていたのか、と。

もう一度、母のそんな嬉しそうな顔を見てみたい・・・。
ミロちゃんの体調が良ければ、なんですが・・・。
<喜んで・・・>。

ミロは特養に行くことを、仕事と捉えているかも、と
思うフシがあった。
だから、もう一度行けたら、と考えてもいた。
ミロの体調は、比較的良好だったことでもあり。

ただし、どのくらい歩けるか心配でもあったので、
特養の玄関前に、車を横付けして下ろした。

心配は、取り越し苦労だった。
ミロはしっかりと歩き、エレベーターに乗り、
2階まで、自分の足で移動し
入所者の皆さんとふれあう事が出来たのだった。

そこでもらった、おやつにばかり目が行き、
滞在していた間、おやつをもらうことにしか専念しなかった。
せっかく、久しぶりのセラピー犬のお仕事なのに、
<しょうがないなァ・・・>と思った時間だった。

1日に訪問したのが、特別養護の2階。
1階にある、デイサービスの方にも来てもらえないかと、
3日には、デイサービスに・・・。
裏庭からすぐに入れるデイの部屋。

車を裏庭から入れ、デイの部屋に横付けした。

5月の連休中、1日置いて5日に少し離れた所にある
B病院で健康チェックしてもらう。
こんなに元気なのを見てもらおう・・・と言う、
完全に、不安要素なんかありません、位の勢いもあった。

あとになって、思う・・・。
入所者の家族からの要請ではあったが、
ミロの思いが通じた結果それが、
最後のセラピー犬としての<けじめ>だったのかも知れない。

飼い主がワタシが、考えていたミロのセラピー犬は、
ミロに取って、<仕事><誇り>だったの?
ミロは、それほど大事に考えてくれていたの?
人間は、ミロに負けていたのかも・・・。

ミロは自分が、この世を去る前に<最後のしめくくり>を、
<カトウさん>にテレパシーでお願いした結果だったのかナ。
そう思わないことには、1日と3日に最後に訪問したことの
<理由>がつかない・・・。

ミロ・・・、えらいねぇ・・・、よく頑張ったネ・・・、
自慢出来る家族だね、永遠に自慢出来る家族ミロ。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック